イルカだけじゃない。水族館からラッコが消える?その理由とは

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【イルカの追い込み漁禁止】

2015年の5月にイルカの追い込み漁での捕獲が、
動物愛護の観点から倫理に反していると、世界動物園水族館協会(WAZA)から指摘され、
1ヶ月以内に改善しなければ日本は除外すると通告されました。
 
もし除外されると、希少動物の輸入などで海外からの協力を得られなくなり、
水族館だけでなく動物園にも影響がでます。
 
そのため日本動物園水族館協会(JAZA)はやむを得ず、
イルカの追い込み漁をやめることを発表しました。
 
国内でのイルカの繁殖はまだうまくいっておらず、
実質輸入に頼るしかなくなったことになります。
 
このニュースはまだ記憶に新しいところでしょうが、
実はイルカだけでなくラッコも日本の水族館から消えてしまうかもしれないのです。
 

【水族館のラッコの飼育数の推移】

ラッコの飼育数は日本動物園水族館協会によると、
ピーク時の1994年で28施設、122匹いました。
しかし徐々にその数は減っていき、
2015年の4月時点では10施設、15匹にまで減りました。
なんとピーク時の8分の1まで減少しているのです。
 
1994年 28施設 122匹
2007年 20施設 53匹
2012年 14施設 27匹
2015年 10施設 15匹
 

【ラッコが減少した背景】

・海外からの輸入停止
国内のラッコのほとんどはアメリカから輸入されたアラスカの野生のラッコです。
ワシントン条約により輸入には輸出国の許可が必要であるが、
ラッコの個体数の減少で絶滅の恐れもあったため、
1990年代後半からアメリカ政府が輸出禁止に踏み切りました。
 
・繁殖が難しい
国内のラッコは高齢化が進んでおり繁殖が難しくなっている。
野生のラッコにくらべて水族館のラッコは交尾がうまくできなかったり、
赤ちゃんが生まれても母親が突然育児放棄するケースも少なくない。
また、人工飼育でも数週間しか生きられないケースも多い。
 

【ラッコの繁殖の取り組み】

現在国内のラッコを飼育している水族館同士で、
繁殖を目的に動物の貸し借りを行い繁殖を試みている。
 
2014年3月には東京サンシャイン水族館に、
和歌山県アドベンチャーワールドのオスのラッコが繁殖のため貸し出されています。
 
ラッコは性格が気難しく相性が合わないとなかなか繁殖は難しいようです。
 
しかし、輸入ができない状況で国内だけで繁殖させていくしかないため、
懸命な努力が続けられています。
 
現在ラッコがいる国内の水族館は以下になります。
・サンシャイン水族館(東京)
・横浜・八景島シーパラダイス(神奈川)
・アドベンチャーワールド(和歌山)
・アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城)
・のとじま臨海公園水族館(石川)
・新潟市水族館 マリンピア日本海(新潟)
・鳥羽水族館(三重)
・海遊館(大阪)
・須磨海浜水族園(兵庫)
・マリンワールド海の中道(福岡県)
 
今のうちに貴重なラッコを見に行ってみてはいかがでしょうか。
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